「これからプログラミングと、できれば動画編集も始めてみたいんだけど、MacBook AirとProのどちらにしたらいいのかわからない。」
こんな悩みを抱えている人はいませんか?
結論、MacBook Airで十分でした。
こんにちは、シェンロンです。
たしかに、MacBook選びの最初は、わからないことだらけで私も苦労しました。
AirとProの性能って、何が違うのかわかりませんよね。
しかも、どっちにするかを決めても、今度はメモリ、CPU、SSDとかのアップグレードをどうしたらいいかで悩むことになります。
そもそも「メモリやSSDってなんですか?」って感じですよね。少なくとも私はそうでした。
それが解決したとしても、今度は「どこで購入したほうがいいの?」、「アップルケアに入ったほうがいいの?」、「新機種のM1チップ搭載モデルって何?」というように、無限に疑問が湧いてきます。
そんなを疑問を抱えたあなたのために、当記事では、こんなお悩みにお答えしています。
プログラミングと動画編集をしたいならMacBook AirとProどっち?
結論から言うと、MacBook Airで十分です。
では、MacBook Airでどんなことができるか気になりますよね。
だって、プログラミングと言っても、Web制作、Web開発、機械学習など、さまざまなものがありますからね。
種類によっては、Proの方が適していることもありますので、それぞれに分けて、MacBook Airで大丈夫なのかを検討していきます。
また、動画編集についても、使える動画編集ソフトや4K動画の編集ができるかどうか気になると思いますので、そちらについてもこれから説明しますね。
MacBook Airでできること(プログラミング編)
MacBook Airでできること、できないことを紹介します。
スペックがどれくらい必要かについては、のちほど説明します。
Web制作・Webデザインは可能
プログラミング言語を勉強して、Web制作やWebデザインをしたいと考えているあなたは、MacBook Airで十分です。
デザインで必要になるIllustratorやPhotoshopというソフトも、MacBook Airで問題なく動作します。
もちろん、プログラミングで使用するソフトやアプリも、問題なく使用できます。
しかし、スペック選びを間違えてしまうと、ソフトが起動できないなどといったトラブルに見舞われてしまうことがありますので、スペック選びには気をつけましょう。
スペックのアップグレードについては、のちほど、この記事で説明しますね。
Web開発は可能
PHP・Ruby・Pythonなどの言語を使って、Webアプリを開発したいあなたは、MacBook Airで十分です。
メモリなどのスペックの選び方は、のちほど説明します。
機械学習は微妙
Pythonという言語が得意にしている分野です。
みなさんがAIと呼ぶものです。
機械学習は、程度にもよりますが、高スペックなパソコンが必要になります。
本格的に機械学習をやりたいあなたは、ノートパソコンを選んではいけません。
MacBook Airでできること(動画編集編)
MacBook Airでできること、できないことを紹介します。
必要なスペックについては、のちほど詳しく説明しますので、今回はMacBook Airをフルカスタムしたものを前提にお話進めていきます。
ちなみに、動画編集でがっつり稼ぎたいと思っているのであれば、MacBook Proのほうがいいですよ。
プログラミングやブログを書くついでに、YouTubeで発信をしたいあなたは、MacBook Airが大丈夫です。
4K動画の編集は向いていない
4K動画の編集をメインに考えている人は、MacBook Airではなく、MacBook Proが適しています。
メモリを食ってしまい、動画編集中に動きがカクカクになることもありえますし、作った動画をエンコード(動画として保存)する際の時間が長くなります。
フルHD(ほとんどのYouTubeはこれ)なら、大丈夫です。
長時間動画の編集は向いていない
尺が30分くらいの動画の編集であれば、MacBook Airで十分です。
ただし、時間が増えるほどパソコンに負荷がかかり、動きがカクカクしたり、動画編集ソフトが落ちたりする可能性があります。
新型M1と中古の旧型ならどっちがいい?【旧型です】
結論から言うと、旧型MacBook Airがいいです。
M1のメリットとデメリットを交えて、理由を説明しますね。
M1のメリットとデメリット
最新作のM1メリットは、以下の通りです。
- CPU・GPU・機械学習の性能がアップ。
- バッテリーの持ち時間が2倍近くアップ。
- カメラの画質アップ。
- 価格が安くなった。
バッテリーの持ち時間が、かなり長くなったのが印象的ですね。
あとは、価格が安くなったのもいいですね。
次は、M1デメリットです。
- 使用できないアプリが多い。
- プログラミングで必要なサービスを使えないことがある。
- モニターに繋ぐと不具合が出る。
- 今後さらに不具合が確認される可能性がある。
もうわかりましたよね。
長い時間、外でパソコンを使いたい人や、インターネット検索やレポートを書くだけという人はM1で構いませんが、この記事を読んでいるあなたは、旧型のMacBook Airが適しているはずです。
旧型って何年前のモデルがいいの?
中古でMacBook Airを購入しようと思っていても、何年モデルがいいのか迷ってしまいますよね。
結論は、2020年モデルのMacBook Airがいいです。
2018年、2019年モデルのキーボードは、バタフライ式キーボードといい、とにかく故障率が高く、評判が悪いです。
うるさくて、打ちづらくて、疲れやすくて、壊れやすいと言う声をよく聞きます。
また、2019年、2018年モデルを中古で購入した場合、AppleCare+(アップルケアプラス)に加入していないと保証対象外になります。
いくら安く購入できても、修理代を考えたら、高くついてしまいますので、少し高くても2020年のMacBook Airを購入しましょう。
MacBook Airのスペック選び
MacBook Airって、メモリ、SSD、CPUなど、アップグレードの対象が多いですよね。
しかも、何がどう違うのかわからなくありませんか?
だからといって、適当に安いやつを選んで、後悔するのも嫌ですし、とりあえず1番高いやつ選んで損をするのも嫌ですよね。
ですので、メモリ・CPU・SSDについて簡単に説明し、どれを選べばいいのかお伝えしたいと思います。
メモリは16GB
絶対に、16GB一択です。
メモリは、よく机の広さに例えられますが、ようするに、一気にどのくらいの数のアプリやソフトを起動できるかに関係してきます。
メモリが大きければ、大きいほど、一度に開けるアプリの数が大きくなります。
プログラミングでは、複数のアプリやソフトを起動させるので、メモリは大きい方がいいです。
また、動画編集では、動画編集ソフト自体がメモリを結構食ってしまいますので、8GBだと編集中に落ちてしまうこともあるでしょう。
ですので、プログラミングや動画編集をしたいと考えているあなたは、メモリは16GBを選択しましょう。
CPU(プロセッサ)はCorei5以上
CPUは、できればCorei7、最低Corei5にしましょう。
CPUは、パソコンの脳みそと言われています。
CPUの性能がいいほど、処理速度が早く、サクサクと作業ができます。
重たい作業が多くする人ほど、Corei7の速さの恩恵を受けられますので、特に動画編集をしたいあなたは、Corei7が適しています。
わずかな差でも、たくさん作業する人に取っては、大きな差になりますので、使用頻度が高くなりそうなあなたも、Corei7が適しています。
副業でやる程度という人は、Corei5でも構いません。
ちなみに、Corei3は、ワード・エクセル、動画の視聴しかしない人向けですので、選ばないように注意しましょう。
SSD(ストレージ)は256GB
SSDは、予算に余裕があれば、512GBがいいです。
なるべく安く抑えたいということであれば、256GBでも大丈夫です。
SSDの大きさは、パソコンにどのくらいの量のデータを保存できるかを表しています。この数字が大きれば、大きいほど、多くのデータを保存できます。
画像や動画のデータをたくさん保存したいという場合は、512GB、あるいは1TBをおすすめします。
動画や画像のデータを保存しない人でも、256GBは2年ぐらいでいっぱいになるかもしれません。
しかし、このSSDは外付けタイプもあり、後から購入することができます。
ですので、まずは256GBを購入して、足りなくなったら外付けSSDを購入するという方法もあります。
また、クラウドにデータを保存して、上手くデータを管理できるのであれば、256GBで間に合うでしょう。
画面のサイズは13インチ
MacBookAirは、現在(2021/1/11)のところ、13インチしか選択肢がありません。
13インチのメリットは、持ち運びのしやすさにありますが、作業のしやすさは16インチのMacBook Proの方が上です。
ちなみに、家で作業することが多いという人は、モニターを使えば、20インチ以上の画面で作業ができますので、問題ありません。
外で作業することが多く、どうしても大き画面で作業がしたいという人は、MacBook Proの16インチを選択しましょう。
AppleCare+(アップルケアプラス)は人による
私は、AppleCare+(アップルケアプラス)に加入しましたが、今のところ恩恵を受けたことはありません。
AppleCare+(アップルケアプラス)に加入すると、3年間の保証と電話相談サービスを受けることができるようになります。
しかし、普通に購入してもAppleCare(プラスではなく、普通の1年保証)がありますので、人によってはこれで十分でしょう。
よく外でMacBook Airを使う人、持ち運びが多い人は、壊れる場面が多くなりやすいので、AppleCare+(アップルケアプラス)に加入すると、損失を最小限に抑えることができる可能性があります。
とはいえ、この記事を読んでいるあなたは、新品のM1モデルではなく、中古のMacBook Airを購入しようと考えていると思いますので、自分ではAppleCare+(アップルケアプラス)に加入するかどうかは決められませんね。
まあ、個人的には、丁寧に扱えば壊れるリスクが少ないですし、そもそも3年も同じパソコンを使う予定もないので、AppleCare+(アップルケアプラス)は不要だったと思っています。
売るときに人気があるスペック
メルカリなどで売るときには、高く売りたいと思いますよね。
もちろんスペックの高さも大事ですが、それと同じぐらい、メモリ、CPU、SSDをバランスよく搭載しているかが重要になります。
たとえば、次の2つを比較してみましょう。どちらが売れやすいと思いますか?
【1】CPUはCorei7、メモリは4GB、SSDは1TB
【2】CPUはCorei5、メモリは8GB、SSDは512GB
一見、CPUとSSDが高性能である【1】のほうが魅力的に見えますが、メモリは4GBです。
これだと、いくらCPUが高性能で、素早く処理をすることができ、SSDが大容量でたくさんのデータを保存できたとしても、メモリが少なすぎて、動画編集ソフトが落ちてしまう可能性があります。
このように、スペックのバランスが悪いと、それぞれの性能が、本領を発揮することができずに、低スペックなパソコンと同じになってしまいます。
一方、【2】のほうですが、スペックはどれも平均的です。しかし、バランスがいいので、性能を最大限発揮することができます。
結果的に、【2】の方が使いやすいパソコンになり、中古でも需要が多いので、高く売ることができます。
本当にMacBook Airで大丈夫なのか?
MacBook Airで大丈夫です。
元ヤフーのフロントエンジニアで、現在はYouTubeで、プログラミング教育のコンテンツを発信しているシマブーさんという方がいます。
ヤフーを辞めた今も、プログラミングをしているということなのですが、MacBook Airを使用しています。
MacBook Proも持っていたけど売ったと動画でおっしゃっていました。
また、私自身もMacBook Airでプログラミングをしていますが、Web制作で困ったことはありませんし、PHPだろうがRubyだろうが、Pythonだろうが問題なく書くことできます。
Adobe Premiere Proで動画編集もするのですが、困ったことはありません。PhotoshopもIllustratorもAfter Effectsも問題なく使用できます。
たしかに、MacBook Airは、MacBook Proと比較すると値段も安いので、スペック的に問題があるのではないかと思ってしまいます。
私もそうでした。とりあえず、高いのを買っておけば、失敗はしないだろうとも思っていました。
しかし、高いパソコンを買っても、全く使わない機能があったら、それは買った物を捨てているのと同じぐらい損をしているんですよね。
そして、いろいろ調べた結果、MacBook Airを購入することになり、今でもこのときの選択は正解だったと感じています。
MacBook Proが向いている人
あきらかにMacBook Proの方が向いている人の特徴をまとめました。
以下に書いてあることを、今後やってみたいと思う人は、MacBook Proの購入を検討してください。
- 4K動画の編集や3Dアニメーションなど、重たい動画編集をしたい人
- パソコンゲームをメインに考えている人
- 外出先での使用がメインでモニターは使えないから16インチの画面がいい人
どこで購入するのが最適か?
MacBookを購入する際の選択肢は、以下のとおりです。
- Apple公式
- Apple認定整備済製品
- ヨドバシカメラ・ビッグカメラ
- 楽天
- アマゾン
- メルカリなどのフリマアプリ
「ずばり、Apple公式ページがいいです!使用していたとしても2週間は返品できますし、24回払いにしても手数料0円、安全安心です!」といいたいところなのですが、公式ページでは、新型のM1型モデルしか販売されていません。
オーマイゴット!!!
また、Apple認定整備済製品では、中古のMacBookが1年保証付きで売られているのですが、人気な商品はすぐに売り切れてしまうので、幸運の持ち主しか購入することができません。
ヨドバシカメラ・ビッグカメラ、楽天やアマゾンで購入するとポイントが付いてお得なのですが、メモリ16GBなどの製品は人気があります。こちらも幸運の持ち主しか購入することができないでしょう。
ですので、メルカリなどのフリマアプリ、あるいはヤフオクから購入するパターンが多くなります。
メルカリやヤフオクで買うときの注意点
私もメルカリで中古のMacBook Airを購入したことがあるので、注意点をお伝えします。
充放電回数を確認する
バッテリーは消耗品です。
使えば、使うほど劣化します。2020年モデルであれば、そこまで気にする必要はありませんが、300回とかになると、かなりハードに使用されいる印象を受けます。
おおよそ充放電回数が1000回を超えると、バッテリー交換の表示がでます。
私がメルカリで見ている感じですと、充放電回数100回未満のものがわりと出てきますので、普段から狙っておくといいですよ。
やはり、充放電回数が少ないということは、使用頻度が少ないということので、傷も少ないんですよね。
メルカリとかって、画像を加工したりすると、画像では傷が見えなくなってしまいますので、充放電回数で見極めるようにしましょう。
また、充放電回数はパソコンを初期化しても、リセットされませんので心配不要です。
AppleCareなどの保証の有無を確認する
保証があれば、たとえメルカリで購入して不具合があったとしても、面倒ですが、修理に出せば無償で直せます。
しかし、保証がないと購入した相手とやり取りするしかなく、かなり消耗しますし、泣き寝入りの可能性すら出てきます。
ですので、AppleCareの加入の有無は確認しましょう。
ちなみに、課金して加入するAppleCare+(アップルケアプラス)は、3年間有効です。
通常のAppleCare(AppleCare)は、1年間有効です。
2020年のMacBook Airは、2020年3月に発売されたので、今購入すれば、もれなくすべてのMacBook AirはAppleCareの保証がついてくることになります。
傷や故障がないか確認する
特に、画面に傷がないかはしっかりと確認したほうがいいですね。外面なら使用には問題ありませんが、画面は使用に影響します。
また、キーボードの不具合がないかの確認も必要です。変な沈み方をしたり、反応が鈍くはないか確認しましょう。
付属品を確認する
あたりまえについてくると思っていたのに、いざパソコンが到着したら、充電器が無かったり、外箱が無かったりすることもあります。
ですので、付属品の確認をしましょう。
2019年モデルや2018年モデルでもいいか?
中古の2020年モデルのMacBook Air見つからなかったら、2019年とか2018年のやつにしようか迷いますよね。
結論、それでも大丈夫です。
性能に関しても、メモリは16GB、CPUはCorei5またCorei7、SSDは256GBであれば、プログラミングや動画編集はできます。
しかし、古いと、傷があったり、バッテリーが劣化していたり、寿命は短いです。ですが、次の新機種が発売されるまでと割り切って使うのであれば、むしろ安くて良いという考えもあります。
一緒に買っておきたいもの
始めてMacを買うとなると、何が必要になるのかわかりませんよね。
最初は、私もそうでしたよ。
そこで、後から必要になるものと、これは不要というものは紹介します。
マウスは不要
不要です。
私は、もともとはWindows派であり、マウス愛用者でした。
しかし、Macのトラックパッドは優秀で、反応がいいからマウスは不要という声を耳にし、迷ったすえに、マウスは購入しないことにしました。
そしたら、最初は違和感のあるものの、慣れるとかなり使いやすさを感じます。また、パソコンから手が離れないので、作業スピードが上がるというメリットもあります。
ですが、好みもあると思いますので、判断はおまかせします。
マルチハブは必要
Macの弱点なのですが、USBやHDMI、SDカードなどをパソコンに直接接続することができません。というか、タイプCのケーブルしか接続できません。
ですので、モニターに接続したり、USBを使いたいときには、変換アダプター(マルチハブ)を使用しなければいけません。
私は、Satechi製のマルチハブを利用しています。デザインもよく安定していますよ。
他には、Anker製のものも安価で、安定しているのでいいですね。
アンカーだけに、安価!(ギャハハハ)
画面保護シートは必要
画面保護シートは、絶対にパソコン本体と同時に購入し、買ってからすぐに貼り付けるべきです。
そうしないと些細なことで、画面に傷がついてしまう恐れがあります。
画面に傷があると、売るときにかなり価値が下がってしまいますので、画面保護シートは必須です。
また、画面を傷つけないだけが、役割ではありません。
画面保護シートには、ブルーライトはカットする効果を持つものがありますので、長時間のパソコン作業による目の負担を軽減することができます。
視力が落ちると二度とも戻りませんからね〜(レーシックがあるけど!)
画面保護シートはあったほうがいいですよ!
まとめ【MacBook Airで十分足りる】
MacBook Airは軽いし、安い。
性能は、メモリ16GB、CPUはCorei5、SSDは256GBあれば、プログラミングも動画編集もできます。
特に、初心者のうちはこのスペックで十分ですし、数年経験を積んで、もっと高機能なパソコンが必要ななったときに、MacBook Proの購入を検討するのが合理的かと思います。
私はMacBook Airを選んで大正解でした。
あなたもMacBook Airを購入して、駆け出しましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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