「Web系エンジニアになるため、これからプログラミングの勉強を始めようと思うけど、どの言語から勉強するのが正解なのかわからない」
「Pythonが激アツらしいけど、本当にそれでいいのだろうか?」
「転職するためには、どの言語から始めるのが1番適しているのか?」
こんな疑問を抱えている人はいませんか?
こんにちは、シェンロンです。
私もあなたと同じ疑問を抱えていました。そして、どうせやるならPHPやRubyではなく、人気があって将来性のあるPythonを勉強することにしたのです。
結果的に、これは大失敗でした。
この記事では、Web系エンジニアとして転職希望のプログラミング初心者が、Pythonから学習するとダメな理由と、初心者が最初に学習すべき言語を根拠を含めて説明します。
※当記事では、学生で時間がある人や、Pythonで業務を効率化したい人は、想定していません。そのような人は、Pythonから学習しても大丈夫です。
プログラミング初心者の言語選び【Pythonがだめな理由】
以下の理由から、Pythonから学習したのは失敗だったと感じました。
- 求人数が少ない
- 機械学習エンジニアはライバルのレベルが高い
- 教材が少ない
求人が少ない
こちらは、テックキャンプのブログから入手した情報です。
1位…Java(31.10%)
2位…PHP(14.96%)
3位…Ruby(8.24%)
4位…C#,C3.net(6.61%)
5位…JavaScript(6.55%)
ただ、就職したいのであれば、Javaを選択するのが合理的です。
しかし、この記事を読んでいるあなたはきっと、フリーランスにあこがれていたり、インフラエンジニアではなく、Web系エンジニアになりたいと思っているはずですので、Javaはスルーします。
機会学習エンジニアはライバルのレベルが高い
機会学習エンジニアになる人は、理系の大学でしっかりと機械学習について勉強してきた人です。
なぜなら、機械学習には、高度な数学の知識や、統計学の知識が必要になります。
転職するために、数学や統計学を勉強していたら、いつまでたっても転職することはできないでしょう。
ですので、プログラミング初心者の人が、Pythonを学習して、機械学習エンジニアに転職するのはおすすめしません。
また、Pythonを学習して、Web系エンジニアになるとしても、ライバルはすでにPHPやRubyを経験している実務経験者がほとんどですので、不利な戦いになります。
教材が少ない
PHPやRubyと比較して、Pythonは勉強するための教材が少ないです。
日本では、PHPやRubyの方が需要がありますので、参考書や動画教材も豊富に用意されています。
英語ができる人なら大丈夫ですが、そうでない人はPythonから学習するのは避けたほうがいいかもしれません。
プログラミング初心者の言語選び【Rubyから始めたほうがいい人】
Rubyから始めたほうがいい人の特徴について説明します。
都道府県によって求人数が異なる
東京ならRubyの求人数がたくさんあるけど、関西ではPHPの求人数のほうがたくさんある。
こんなことがよくあります。
一般的に、東京で自社開発のWeb系企業の求人数は、Rubyの方が多いとされています。
しかし、Greenという転職サイトで東京のPHPとRubyの求人数を調べたらこんな感じになりました。
まずは、PHPの企業数。
次に、Rubyの企業数。
一見、PHPの方が求人数が多く見えますが、これはWeb制作会社の求人も含まれますので、東京だとRubyの求人数のほうが多い説は妥当かと思われます。
しかし、これは東京のお話で、お住いの地域によって異なりますので、あなたも転職サイトで検索してみてください。
Rubyのほうが教材が多い
Rubyは日本人が作った言語ということもあり、日本語のソースが豊富です。
また、ユーチューバーの勝俣健太さんがRubyに特化したサロンも作っており、多くの人がRubyを学習しています。
ゆえに、勉強法が確立されていますので、勉強しやすいです。ググれば何でも出てきます。
プログラミング初心者の言語選び【PHPから始めたほうがいい人】
私はWeb制作、Webデザインにも興味があったので、PHPを選択しました。
Web制作にも興味があった
PHPなら、サーバーサイドエンジニアからWeb制作に転向したくなったときに、それまでの勉強を活かすことができます。
しかし、Rubyを勉強してしまうと、Web制作に転向したくなったとき、またPHPから始めないといけないですよね。
それが非合理的なので、私はPHPから勉強をすることにしました。
PHPを学習してもRubyを扱う会社に就職可能
PHPを勉強したから、Rubyで開発を行う企業には就職できないと思いがちですが、そんなことはありません。
PHPができる人は、Rubyもすぐにできるようになります。
ですので、PHPしかできなくてもRubyで開発を行う企業に就職することは可能ですし、その逆も然りです。
もし迷ったら、学習リソースが豊富なRubyで勉強を始めればいいですね。
まとめ
- 機械学習エンジニアを目指すライバルのレベルは高いので、未経験の人がPythonを学習して機械学習エンジニアになるのは非合理的。
- PythonでWebアプリを開発する企業は少なく、求人数も少ない。ゆえに、プログラミング初心者が転職目的でPythonを学習するのは非合理的。
- PHPより、Rubyの方が学習ソースが多いので勉強しやすい。
- PHPとRubyの求人数は、都道府県によって異なる。
- PHPならWeb制作に転向も可能。
正直、Web系エンジニアになるためPythonを勉強するのは避けたほうがいいです。
私自身がPythonを学び、そう思いました。
PHPかRubyから始めるのが正解ですので、あなたもどちらかを選択しましょう。
また、「PHPから始めよう」と思ったあなたは、PHP初心者の勉強方法【教材や流れを説明します】をお読みください。
なにか参考になることがあるかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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